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残留農薬ってどんなイメージ?

「残留農薬」という言葉を聞いて、
あなたはどのようなイメージをお持ちですか?

 

 

 

農作物を育てている最中に使用される農薬や殺虫剤などの成分が、
どんどん農作物に蓄積されていくって思っていませんか?

 

ちまたで言われている「残留農薬」は、
蓄積されていった農薬のことを言っているのではなく、
農作物の収穫前に使われた農薬がその表面などに付着したまま出荷されることがあり、
その表面に付着した農薬のことを「残留農薬」と言っています。

 

残留農薬って気にする必要あるの?

農薬は、
除草剤や殺虫剤、殺菌剤などの種類があり、
水溶性のモノと油溶性のモノがあります。

 

油溶性のモノは雨水などで流れ落ちないようになっているため、
比較的落ちにくいとされています。

 

農薬は基本的に、
使用してから時間が経過すると、
光によって分解されたり、
微生物によって分解されたり、
雨によって流れ落ちたり、
風によって飛散してしまったりします。

 

ですから、
野菜などの食材の中に蓄積されているわけではないので、
うまく対処すれば、
残留農薬の摂取量をかなり減らすことができるのです。

 

 

また、
使用される農薬も変わってきて、
有機リン系をはじめとした残留しやすい農薬を使用しないようにしたり、
毒性の低い農薬をできるだけ少ない量を散布するようにするなど、
農家でもかなり意識をして農薬を使うようになっています。

 

とはいっても、
農薬の使用量は中国、韓国に次ぎ、
世界第三位の使用量を誇っているので、
基準値を下回っているとはいうものの、
気になってしまうのが正直なところだと思います。

 

 

日本の農薬事情は?

日本では、
ポジティブリスト制を実施しており、
全ての食材を対象に、
農薬や動物用医療品、飼料に含まれる添加物の量など、
基準の値が厚生労働省で決められていて、
それをオーバーした場合は、販売禁止となります。

 

例えば農薬は、
残留基準値は一律で0.01 ppm以下とすると決められました。

 

この残留農薬の基準値というのは、
カラダの健康を十分に考え、
生涯にわたってずっと使い続けたとして、
カラダの健康には影響しないとされている数値です。

 

よって基準を守られている農作物であれば、
たとえ残留農薬が付着していたとしても大丈夫ということで、
気にする必要はないとも言えます。

 

しかし、
アレルギーを持っている人や
免疫力の低い小さなお子さまやお年寄りなどは、
その影響を受けるとも言われています。

 

残留農薬というのは、
そこまで気にする必要はないけれど、
無いにこしたことはないので、
取り除くことができるのであれば、
手間をかけずに取り除くというスタンスが良いのかも知れません。